「弥生さん。好きです。」 「杉くん………?」 「俺、前から……好きでした。」 「え…その……ごめんなさい!私、これから銭湯行かないといけないから!」 ―――俺の恋は終わってしまった。 夜風がとても冷たく身体に突きささった。