「なに、みー・・・もしかしてばれてないと思ったの!? 」


「 ・・・ 」

「 いや、ばればれだったよ 」


なによ・・・

そんなに笑わないでもいいのにな・・・



「 ほんと、どこ行っちゃったんだろー。 」

「 新しいの買った方が良いんじゃないかな? 」

「 んー、でもなぁ。だって、みーがくれた奴だしさ・・・。 」

「 はぁ。なら、私がまた買ってあげよっか? 」

「 え?まじ!?やった♪ 」

「 今回だけだよー。それと、私にも何か買って! 」

「 おう!買ってやるよ! 」




やった!
これで、放課後デート決まったも同然かな?

なんかいも、なん十回も何百回も遊んでいるけど
ドキドキしなかった時なんて一回も無い。

勇気を出して、誘うんだ!


「 じゃあ・・・今日、放課後買いに行く? 」

「 ・・・あー、今日・・・か 」


ウ゛反応が・・・びみょー・・・


「 何かあったりする? 」

「 ・・・いや、ちょっと放課後呼び出されてて・・・ 」

「 そ、そうなんだ! 」





はぁ・・・。


これは、しばらく登下校は出来ないかな・・・






天使さんは、私の気持ちに気付いてますか?