「幼馴染み×恋愛=波乱万丈!?」

友姫side

悲しそうな顔をしていたのは一瞬で、すぐにいつもの輝にもどった。

でも、なんか気になる…。
なんで、そんなに悲しそうな顔をするんだろう。
悩みとかあるのかな…。
幼馴染みとして長い付き合いだし、何でも話して欲しいな…。

「そうだ、友姫ー。朝なんだけど、明日から毎日起こしに行ってあげるね!」

ん!?
起こしにいく…?
毎日…?
何を言っているんだコイツは!

「無理!無理だから!!」

毎日なんて来られたら、私心臓持たないよ!

ただでさえ、モデル顔まけのかっこよさなのに、朝から間近でみるなんて…。
それに、パジャマ姿を見られるのは恥ずかしいし…。
とにかく!無理だよ!

「えー。てか、そんなにものすごい勢いで断らなくても…。なんか、へこむ…。」

あぅー。落ち込んじゃったよー。

でも、無理なものは無理だしー…。

「じゃあさ、迎えに行かせてよ!学校、一緒に行こ。」

と、輝から新たな提案。

うん。それなら

「いいよ。一緒に行こ。」
「よし!じゃあ、決まり!朝行くからちゃんと起きて、準備しておけよ。」

と言ってニコッと笑ってから「起きてなかったら部屋まで起こしに行っちゃうけどね。」とニヤニヤ笑った。