教室には黒板に書いている音と先生の説明している声、たまに生徒が発表している声だけで凄く静かな教室。
天気もよく、暖かい。
おまけにお昼ごはんを食べたばっかりですっごく眠い時間。
これは寝ずにいられないでしょ!
私はあっさり夢の中へ…
と思ったら、隣で話し声が聞こえるんですけど!
うるさいなぁー…
こっちは眠いんだから!
………………
「おいっ!起きろよ!」
そういって私の肩をつっついてくる人が…
…へ!?
「私…?」
「そーだよ!お前以外に誰がいんだよ。」
いや、…それは、前に座ってる住人とか…
と、心の中で返しつつ
「ご、ごめん…」
「ま、いいけど…。次お前さされるから一応伝えとく。」
「あり、がと…?」
んー…、次さされるとだけ伝えられても。
今、何やってるか全然分かんないし…。
「じゃあ、この問題!次はー…、咲島さん。答えて下さい。」
えー!!
これは困った。

