先輩と、ふたりぼっち






先輩は今、一人で歩いています。

私にはその姿が、たまらなく悲しく映るのです。



少し前まで
あなたの隣には、

大切な弟さんがいた。


―そうですよね?




時折見せる寂しい横顔。

私は、気付いていました。





だって、私は



      先輩が好きですから。