あのクリスマス、あたしがあげたもの。



「え?!優斗さん!?」



なんで来ちゃったのよー!!!


「あぁ、やっぱり」



「優斗、せっかく杏里ちゃん見せるの楽しみにしてたのにぃ」



友美と優里花さん。



「なんで入って来たのよー」



「アホか、お前は」



奈緒さんに楽さん。



「はは、相変わらず」



「高杉さんらしいわ」



大翔に響くん。




「ほんとだよ、優斗さん!!
あたし、見せるのも見るのも楽しみにしてたのにぃ!!」



で、改めて見るけど、カッコイイ///




「あー、杏里がにやけてるぅー」


心美に言われ、赤面すると皆が笑い出す。



やっぱり楽しい。



皆だいすき!!!



「ほら、そろそろ行くぞ?」



「うん!!」



あたしは優斗さんの手をとり、立ち上がる…と。



ちゅっ




優斗さんが唇を合わせ、ニヤリと笑う。



「バッバカーッッ///」



皆に笑われながら行われた結婚式。



パパとママでさえ、笑ってる。



このやろー。



優斗のパパ、ママは優しく微笑んでくれている。



うん、幸せだ!!