[完]大人の恋の始め方






「なっ…えっ?……はい?///」



今、優斗さんなんて言った?!


杏里からの大人のキス…って、空耳だよね?!



「空耳じゃないからな?

ちゃーんとコレ使うんだぞ?」



と、舌を出して指差す優斗さん。



空耳じゃなかったのかーっ///



真っ赤になっていくあたしの顔を楽しそうに、見つめる優斗さん。



うぅ…まともにキスしたこともないのにッッ///



無理だよ。という意味を込めて優斗さんを見る。




しかし、彼から帰ってきたのは



「ちゃんとキスしないと、許してあげないよ?」



という、耳への囁きだった。



それはちょっとマズイ。



耳を抑えながら、深呼吸をする。



そして覚悟を決め、いざ優斗さんを見つめる。




………くぅっ!!!
なんでこんなに無駄にカッコイイんだよっ!!///



無駄に緊張するじゃんかっ!!


耐え切れず下を向いてしまう。


どうしよう?!



ほんとにキスするのかな?!



ちらっと優斗さんを見ると、彼の唇がニヤリと上がる。



「杏里。

好きだよ?」



うわっ…///


反則っ!!!ガチで反則っ!!!!///



優斗さんは、あたしに微笑む。



………ヤバい。


こんな綺麗な人に言われたら、従っちゃう///