「お前の夢は、






















パリコレに出る事にしろ」









…………はぁぁぁぁあ?!


「いや、意味不明!それ夢でもなんでもないじゃん」



あたしの口論に、ギロリと睨まれ、固まる。




……お前はメデューサか!っての!!!



「気持ちの問題だろ?お前の夢はパリコレに出る事。OK?」



……あまりにも、適当すぎないか?



「……いや、でも!」


そう言いかけた時、あたしはソファーに押し倒された。



「拒否権は、ねーよ?」


ゴックン!


固唾を飲む。


ヤバい。
心臓が壊れるよッッ


痛い、痛すぎるっ



「な?杏里の夢は?」



「……ぱ…パリコレに…出る…事」


あたしの返答に満足したように、優しい笑顔を見せる優斗さん。



あ~ッッ///
それ、キラキラし過ぎて直視出来ないっての!!///



……でも。

一度でもあたしの口から出た、"パリコレに出る"ってゆう夢(?)。
優里花さんのためにも、叶えたい。



あたしは、本格派モデルとして始動した。