「ま、椿はもともとでも十分かわいいよ。じゃあ、今日はここまでにしよっか。」 「はい、帰りましょう。...って、べ、別に一緒に帰るって意味じゃ...。」 勘違いされないように私の気持ちに気づかれないようにとっさにそういった。 「...一緒に帰る?久しぶりに。」 「はい!もちろん。」 何年ぶりかに大智が誘ってくれましたの。 最近で一番うれしいですわ。