「もう着替えた方がいいですよ?風邪引きますし」

色白男子が提案する。

「オッラァッ色白てめぇえっ、誰に許可得て着替えさせてんだぁアァッ、そのあほの子は、俺様の『ひもびきに侍女』だぜゴルァアァアァッ」

ヒャッハー氏が凄むが、タロタロにシャレコウベ咥えられたまま引きずり回されているだけなのでスルー。

「そだね、じゃあ着替えてくるよ。秋帆君またお着替え手伝って♪」

色白男子に擦り寄る雛菊。

と。

「はいっ!はいっ!」

名乗りを上げたのは薊だった。

「お着替え!お着替え手伝い希望です雛菊ちゃんっ!」