天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅧ

「まぁまぁ、いいじゃないか、こういう事で」

疾風が揉める両者を仲裁しつつ、溝出の額にまた油性マジックで何か書き込む。

『未完成』

「誰が未完成だぁああっ、俺ぁ『ぷらもでる』かぁあぁっ」

「もぉ、男の癖に細かい事でうるさいなぁ、溝出君はぁ」

遂に業を煮やした雛菊は。

「えいやっ!」

遠心力たっぷりの後ろ回し蹴りを溝出に!

「ヒャッハァアァアァアァッ!」

その威力に再び粉々に砕け散る溝出の骨格。

「瞬間接着剤は引っ張りには強いけど、衝撃には弱いんだ」

疾風が言う。

「要らねぇえぇえぇっ、そんな豆知識ぃいいぃぃっ」