天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅧ

歯をカタカタ鳴らして、面々を威嚇する上半身だけの骨妖怪。

「て、てめぇは…去年の体育祭ん時にいた…!」

龍太郎が息を呑む。

「妖怪腰掛け!」

「その名前やめろやオルァアァアッ、地味に傷つくから!」

「俺の後釜!」

「後釜ったぁ何だ!さりげなくフルボッコ要員扱いしてんなよ、すぺさるばか!」

登場早々元気よくツッコミをかますこの骨、名を『腰掛け』という。

「てめぇ理事長同じネタ引っ張りすぎなんだよぉっ、紹介ん時くらい正式名称で呼べやぁっ」

チッ(舌打ち)。

彼の名は溝出(みぞいだし)。

狐面男子の下僕、奴隷、玩具、憂さ晴らし、ストレス発散用具、つまりサンドバッグである。