高野先生の腕のなか




「二日間一人だけどしっかりやってね」と昨日出発したお母さんを思い出す。


三木先生はうーん、と考え込んだ。


問題は私がどうやって帰るか、なのだ。


「そうなの。うーん、どうしましょう。私はこの後も保健室にいるようだし……」


すると高野が口を開いた。


「僕が送っていきますよ。山崎さんを、家まで」



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