高野先生の腕のなか




高野は普通に教えるだけだろう。しかし、相手は高野に好意を抱いているのだ。三木先生の言っていた通り、密接とか、それ以上も…。


嫌だ。私の知らないところで高野が誰かと二人きりになるなんて。触れ合うなんて、話すなんて…。


私は初めて、自分の独占欲の強さに気づいたのだった。


……高野は私のものではないのに。



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