YONAGO-LOVE STORY【1】

そして…再びあんたはベッドに乗り…上に着てる
真っ黒Tシャツをバサーッと脱いで
そのまま仰向けになり…寝返り打ったり…そうやって動くたびベッドからギシギシ悲鳴があがる。

そんな軋むベッドの上にいる貴方を見ながら…あたしはハッ!と息をのむ。背中全体を「和」で彫られた孝次のお見事な入れ墨!さすがのあたしもあれには驚いた。


貴方…完全に
『その筋の人』そのものじゃん~

『孝次…その背中怖すぎ(笑)』

『いずみ…なにビビってんだよオマエ!オレはヤクザでも何でもねぇーぜ(笑)墨彫りくらい誰でもやるぞ!オレの従妹の孝子ってヤツ覚えてるか?あの女も背中に和彫りやってるからな!』

孝次は呼ぶ。

「いずみ!前みたいに付き合おうぜ!

強制だょ!!しかもこれは

最終確認だ!!オレの女に

今日からまた…

なれ!!! オレの…QEENに!


オマエがOKなら…

今度はもう…
オレはいずみ!オマエを

もう絶対に離さねぇ!!

いずみハッキリ返事しろ!!

オレの女になるなら


(横に)来い…!」


あたしは迷わず

「KING…!

あたしは孝次…貴方に

付いて行きます!

あたしは…

貴方のQEENだから…

何があっても付いていきます!!」
力の限り叫び

…
ゆっくりとベルトに手をかける…

コイツはかつて
貴方がくれたベルトだよ…

「孝次覚えてる?この茶ベルト。見てくれる?」

バックルを外し、ガーッとジーンズからベルトを完全に引き抜き

孝次の目の前に近付ける…

そして…それをあたしは床にそっと…置いた。

このベルトは、厚い革で出来ていて、幅も太い。それにバックルがゴッツくて重たいヤツだから…

乱暴に投げたら

床に傷が付くのだ。

貴方は

何でも

ファッション関係の物は

こういった大きめで太くて
ゴツい造りをしたヤツを 極端に好み、
選ぶ傾向にある。

あたしも影響をうけた。
だからあたしも

大好きだ!