YONAGO-LOVE STORY【1】


中学ん時に好奇心から軽い思いから手を出しちまったタバコ…

日々かなりの本数を吸うオレ…

肺活力は最悪だよ…

少し走るだけでマジ息切れすんだよな…

クソッしんで~よ…

でも今はそんな事言ってらんねー!


オレはまず

館内放送でアイツを呼び出す事を考えて

受付インフォメーションを目指し

全力疾走した!

巖本いずみを
呼んでくれ…!!

娘らも夢中でオレの後を付いてくる。

しかし
やべぇな!

もし奴が外に出ちまったら

おしまいだ!

仕方ねぇ… いずみ
まだ近くかな…

頼む!近くにいてくれ!


恥くっせーけど
オレは叫んだ!!

いずみととにかく話がしたかった…

「いずみぃ!!」

「オイ!いずみ!!どこ歩いてんだよ!!こっち来やがれ!!」

声がかれちまうまで オレは張り上げ続けた…

娘たちも小さい体ながら力になってくれたな…

さっきは怒鳴ってマジ…ごめんな…

そして…かつて愛した女いずみ…お前を

ブチ切ったオレ自身が伝えたいこと
山のように溢れて来やがる…

この3年間の空白の時間…