プリクラを撮り終えて
満足そうな日和。
すると
俺の携帯が
鳴り出した。
ディスプレイを見ると
《着信中 藤堂佑樹》
佑樹からだった。
電話にでる俺。
「もしもし?どうした?」
「ういー!
今なにやってんの?」
「今ー?街で日和と
デートだけど?」
「まじで?お前らも?
ちょーどいいや!」
「お前らもって佑樹達もか?」
「ピンポーン!佳奈が浴衣で
プリクラ撮りたいって
言うからゲーセン来てんだけど
お前達どこいるの?」
「まじか!入れ違いだな、
俺たちさっき
ゲーセン出ちまったよ」
「そーなんだ!
じゃあゲーセン戻ってこいよ。」
「りょーかい。」
と電話を切る俺。
「どーしたのー?
電話誰ー?」
ときく日和。
「なんか佳奈達も
街にいるらしいよ。」
「そーなの?どこいるの?」
「ゲーセンだって!
戻ろうか。」
そしてゲーセンに
もどり佑樹達と
合流した。

