胸元には
シルバーのネックレス
少し日焼けをして
シルバーがより一層
輝いてみえた。
ひと通り準備を終え、
時計を見ると
11時40分
やばい!
急がないと!
日和と約束した時間は
12時。
俺は急いでバスに乗り
駅前につき日和の姿を探した。
駅前についた瞬間
すぐ愛しいひとを
みつけた。
赤色で艶やかな
浴衣を着た君。
俺をみつけると
嬉しそうに駆け寄ってきた。
「うわー!すごい
綺麗な浴衣だね!」
「そうか?てか遅くなって
ごめんな、日和も
浴衣よく似合ってるよ。」
そう日和にいうと
はずかしそうに
「ありがとう!」
と微笑んだ。
「てかなにするんだよ?」
「えっとね、ゲームセンター」
ゲーセン?
日和はあんまり
騒がしいとこ
好きじゃないのに
「ゲーセン?
日和にしては珍しいね
いこうか?」
俺達は
しっかりと
手を繋ぎ
ゲーセンに向かった。

