それから
少しの間
3人で話し、
部屋に戻る俺と日和。
「母さんとなんの話してたの?」
と母さんとの会話の内容を聞く。
「んー?櫻くんの
小さい頃の話とか
聞きたかったからアルバムみながら
櫻くんの話聞いてたよ!」
「そーなんだー。」
というと日和は
「櫻くんやっぱり
小さい頃からかっこよかったんだね!」
と嬉しそうに話す日和。
俺はそんなことないしっ
と照れ隠し。
そんな他愛もない話をしていると
時計はもう
11時前。
「そろそろ寝ようか?」
と日和に聞くと
小さく頷いた。
ベットは
セミダブルなので
二人で寝てもそんなに
窮屈ではない広さ。
先に日和にベットに
入らせて、電気を消し
ベットに入る俺。
女の子と一緒に寝るなんて
はじめてだから
緊張する俺。
すこし間をあけて
寝ようとすると日和が
俺の服を引っ張り、
小さな声で
「腕枕して?」
という日和。
顔を見ると薄暗くて
よく見えなかったけど
日和の顔は真っ赤。
そんな日和が
可愛すぎた。
キスとかそんなこと
かんがえてたけど
今はこれだけで十分。
と腕枕をして
抱き合いながら
眠った俺達。

