櫻色~笑顔の素敵な君~


ビールを飲みながら
父さんが日和に

「日和ちゃん
可愛いね、櫻とは
いつから付き合ってんの?」

と聞かれ恥ずかしそうに

「えっと、6月の
終わりくらいからです。」

と応える。
そんな様子を見ていた俺は

「父さんやめてよ
そんな事聞くの。」

「いいじゃないかー。」

と笑いながら話す父さん。

母さんも父さんの
横に座り日和に

「ほんと可愛いわねー!
櫻にはもったいなけど
息子のことよろしくね。」

と言う母さん。

「もったいなんて
そんな、櫻くん
学校ではアイドル的な
存在だしわたしなんかで
釣り合うか心配で」

と謙虚に答える日和。

それを聞いてた父さんが

「へーやっぱり
学校じゃ櫻は
モテてんのか
さすが我が息子!」

と嬉しそうな父さん。

そんな感じで
色んな質問を
される日和。

父さんも母さんも
日和のこと
気に入ったみたいだ。

「ご馳走様でした」
と声を揃えて
いう俺と日和。

そんな様子をみて

「なんか
日和ちゃんと
いる櫻なんだか
生き生きしてるわね」

と母さんがいう。