櫻色~笑顔の素敵な君~


次の日いつもの
ように学校に
いくと様子が
おかしいことに
すぐ気付いた。

そう、昨日
先輩と話をしているのを
誰かに見られていたみたいだ。

すると麻紀がわたしを
呼び出した。

「日和!あんた
先輩と話てたんだって?」

すごい怒ってる

「違うの、いきなり
話しかけられて」

「言い訳しないで!
あんたあたしが
先輩の事好きなの
知ってるよね?
しんじらんないっ!」

そういうと麻紀は
わたしを突き飛ばした。

わたしは
転び、麻紀は
教室にもどった。

はあー
なんでこんなことに
なったんだろ。

そうこの日を境に
麻紀からの
嫌がらせが始まったの。

下駄箱にネズミの死骸
教科書は切り刻まれ
周囲に呼びかけて
わたしをみんなで
無視し始めた。

それでも
わたしは
挫けず学校には
毎日通ったの。

パパやママに
心配かけたくなかったから。

そんな冬のある日
わたしに対するいじめが
エスカレートする
事件が起きたの。

移動教室だったから
移動している途中
またわたしの前に
現れた。