櫻色~笑顔の素敵な君~


「いいなー
あの二人…羨ましい」

とぼそっと
呟く日和。

「えっ!?なんか言った?」

聞き直す俺。

「ううんっ!なんでもないよ
図書館いこっ?」

あー
またこの笑顔。
俺はこの笑顔に弱いんだ。
この笑顔を
独り占めしたいよ。

図書館につき
勉強を始める俺達。

佳奈の勉強を
教える佑樹。

実は佑樹
チャラそうな
見た目だけど
勉強は結構出来るほう
だった。

俺も勉強は苦手じゃないほう
だから勉強しながら
佳奈の勉強も見ていた

気づけば
3人で佳奈を
教えてる状況だった。

「なんだか勉強会って
いうか佳奈の勉強
手伝ってるって感じだねw」

そう佳奈にいうと

申し訳なさそうに
「すいませーん」
と謝る佳奈。

丁寧に問題を
教える日和。

時々、
髪を耳にかける
仕草もすごく
可愛い。

すると日和と
目が合う。

ニコッと
笑う日和。

だから俺はその
笑顔に弱いんだって!

ずっとこの笑顔を
みたいとおもった。