といきなり
現れた女の子に
綺麗に折られた
紙を渡された。
中をみると、
"メールください! 1年6組園村ひかり"
とクラスと名前とアドレスの
書かれた紙を渡されてしまった。
教室に着くと
ちょうど休み時間で
席に座って横をみると
まだ日和の
姿がない。
あーまたモヤモヤする。
この感情を押し殺しながら
さっきもらった紙に
再度目を通す。
するとそこへ
「遅刻してんじゃねーよ!
おっなんだそれわ?」
っと絡んできたのは
佑樹だっ!
その紙を取り上げ
中身を見ると
「な、なにー?
園村ひかりだとー?」
「知ってんのか?佑樹」
「知ってるもなにも
美人で有名な生徒だよ」
へー。
しらなかった。
「櫻てめーどんだけ
モテれば気が済むんだよ
結構お前のこと好きな女子
他にもいるみたいだぜ。」
俺のことを好き?
そんなのが何人いたって
日和一人には
叶わないよ。
するとそこに
佳奈と日和がやってきた
「さっくん寝坊したら
だめじゃんw!」
「ほんとだよ、
今日お休みかと思って心配
しちゃったよ?」
日和がそういうと
僕の脳にさっき
みたシーンが
蘇ってきた。

