そしてお互い
赤外線で連絡先を
交換した。
今思えば佳奈の
助けがなかったら
俺が日和の
連絡先を知ることなんて
出来なかったのかもな。
佳奈は俺たちの
恋のキューピット
だったんだな。
感謝してるよ?佳奈、
おまけで佑樹w
無事連絡先を交換した俺。
そして今日は
入学式ってこともあって
学校は午前中まで。
これからどうするか
話し合っていた。
「これからどうする?
飯でもいくー?佳奈ー?」
と甘え口調で話すから佑樹。
「んーそうだなー
せっかくお昼で
学校終わりだしなー、
そうだっ!ひよりんまだ
この街にきて分かんないこと
だらけだからみんなで
案内してあげよーよ?」
その提案に
たいして日和。
「いいんですか?
佳奈と佑樹くんの
貴重なお時間頂いても?」
遠慮している日和を
尻目に佳奈は
「気にしないで!
あたし達毎日一緒だからさ
いいよね?佑樹とさっくん?」
「あー全然平気だよな
櫻ー?」
「あ、あぁ構わないよ」
「よし決まりだね!いくぞ!
ひよりん!」
テンション高い佳奈。
そして申し訳なさそうな日和
「えっとじゃあお願いします!」
街のほうにいって
みんなで飯食って
ゲーセン行ったりして
あの頃は楽しかったな。

