懐かしい校門。
校門の側には
卒業式とかかれた
看板。
俺は少し校舎をあるいた。
体育館では
まさに卒業式真っ最中。
俺はひと通り
校舎を巡り
思い出の中庭に。
あのベンチは
色が塗り替えられていた。
ベンチに横たわる俺。
ここにくると
全てを思い出す。
あの日から一年。
この日を
俺は指折り数えた。
今日が近づくにつれ
ワクワクする。
そしていつの間にか
春の陽気に包まれて
眠っていた。
……………。
………。
……。
俺は夢を見ていた。
日和と何か
喋ってる夢だ。
急に
誰かに揺らされた。
俺は目をあけた。

