「てかさー?さっくん?
やっぱあんたすごいねー
いまこの学園は
さっくんの話題で
持ちきりなんだよー?」
そう嬉しそうに語る佳奈
「あぁ、今さっき
担任からもきいたよ」
「あー!だから保健室
行く時にわたしが
大きな声で名前言ったから
慌ててたんですね」
となんだか
申し訳なさそうに
呟く日和。
「ひよりんがそんな
責任感じちゃうことないよ!
悪いのはね有名人になってしまった
櫻ちゃんが悪いんだよー?ねー?w」
とまたからかい口調で
話す佑樹。
「俺だって好きで
有名人になったわけじゃないんだけど」
たしかにそうだ。
俺は好きでこうなったんじゃない。
幼い頃から稽古ばっかり。
遊ぶ時間すらないくらいに。
でもそんな俺の肩を持ってくれたのは
父さんだったね。
事務所やめる時も
父さんの言葉が
なかったら
やめれてなかったかもね。
「てかひよりん
連絡先教えてよ!」
そう話し出す佳奈。
「実はわたしもずっと
佳奈の連絡先聞きたくて
でも恥ずかしくてなかなか
聞けなかったの」
「どんだけひよりん
可愛いんだよ!よしぢゃあ
赤外線送信っと!」
お互い連絡先を
教え合う佳奈に日和。
するとそこで
「さっくんは
ひよりんとメアド交換
しないの?」
と佳奈が問いかける

