海につくと
佑樹がやってきた。
「あれ?佳奈と
一緒じゃないんだ?」
「おう!佳奈は
ひよりんと焼きたくないからって
向こうの影で座ってるよ。」
俺は日和の名前を
聞いて少しドキッとした。
それに気付いた佑樹は
「日和のとこいく?」
と笑いながらいう。
そういう
からかい方すんなよ。
まじで胸が痛い。
「ひよりんの
名前出したら
顔の表情変わるとこは
かわってないんだな。」
そう言いながら
佑樹は海を見る。
「そんなことねー。」
「櫻はひよりんと
別れてからまた昔に
戻ったな、ひよりんといた時の
お前はいつも笑ってた、
別れてからお前はあまり
笑わなくなったよ。」
佑樹は俺のことを
よく見ている。
心配してくれてんだな!
俺は一言
ありがとう!と
言って海に飛び込んだ。
沖縄の海はいつ見ても綺麗だ。
俺は少し海をみて落ち着いた。

