櫻色~笑顔の素敵な君~



千晶と付き合い出してすぐ
俺は修学旅行にいく。

修学旅行に行くのは
2年生のみ。

千晶は1年生なので
行く事ができない。


すこし寂しそうな
千晶。


お土産買ってくるからと
言うとすこし安心した
みたいだね。


そして、当日。


「はーい!
全員そろってるか!?
今から飛行機に乗って
沖縄へ向かいます。」


と学年主任の先生が
指揮を取る。


修学旅行は
私服なので
俺は前の日に
千晶と服を買いに行った。


買い物する俺を
楽しそうに眺めていた千晶。


千晶はその日の帰り、

「3日間寂しいから
櫻の持ち物なんか
ちょーだい?」

と言ってきた。


たかが3日間なのに
とおもったが
俺はその日付けていた
ネックレスを渡した。

「もらっていいの?」
と嬉しそうに聞く千晶。


俺が
いいよと言うと
千晶は嬉しそうに
そのネックレスを
自分の首につけて
俺にキスをした。

俺はまだ自分から
千晶にキスしたことがない。

キスをする時は
いつも千晶から。