きっと千晶も
そのことを知って
だめでもともと
だったのだろう
この返事に
少し驚いた表情をみせた。
「えっ?!あっはい!
返事待ってます!」
そういう千晶。
でもたしかに
千晶は
どことなく日和に
似てる。
少しだけだよ?
千晶の返事のことも
考えながら俺は
中間テストに臨んだ。
テスト最終日も無事
終わった。
放課後
俺は菊池と
ファーストフード店に
来ていた。
「テストどーだった?」
と菊池がポテトを
食べながら聞いてきた。
「んー、普通かな?
なんとも言えないかな」
「大倉のその
反応は手応えありって
ことだなっ!」と
笑いながらいう。
俺は千晶の
ことを菊池に
相談してみた。
相談し終えると菊池が
「んー、難しいね
大倉は黒崎さんの
ことをまだ思ってる
その気持ちを大事にするのも
大切なことだとは思うけど
俺は大倉に前に進んで
ほしいかなー。」
と答えた菊池。
俺はその日
一晩中考えた。

