櫻色~笑顔の素敵な君~


その話をきいた
俺はその話に共感を
もてた。

確かに
何度か別れたことを
俺は後悔していた。

日和の存在の大きさを
思い知った。

別に付き合ってるときに
自惚れてたわけではない。

存在の大きさ、
それは俺の心の穴の大きさに
変わったんだな。


次の日、
俺は次の授業が
体育だったため
体育館に向かった。

その途中、
俺は日和の姿を
目撃した。

なにやら電話をしている
ようだった。

俺は気づかれないように
体育館に向かおうとした時
あることに気付く。

そう日和の携帯カバーは
俺のあげたカバーのままだった。

俺は少し胸がズキンとした。

でも俺は前に進むと
決めたんだ。


そしてすこし
時が流れて、5月。

今月末には
学生生活の
メインイベントとも
いえる修学旅行を控えていた。

行き先は
沖縄だった。

5月といえ沖縄は
すでに海開きしていて
みんな沖縄の海を見るのを
楽しみにしていた。

俺はドラマの撮影で
沖縄は何度か
行ったことがあった。