今日も俺はバイトだったため
バイト先に向かった。
タイムカードを
きり、制服に着替えた。
黒のスラックスに
白のカッターシャツに
蝶ネクタイでジレベスト
どちらかというと
バーのボーイみたいな
制服だ。
だいぶ仕事にも慣れてきて
バイト仲間とも打ち解けていた。
カウンターで受付業務を
こなしていた俺。
すると自動ドアが開く。
見覚えのある顔。
相手はすぐに
俺が誰なのか気付き、
駆け寄ってきた。
「あー!櫻先輩!
ここでバイトしてるんですか?」
そう千晶だった。
俺は少し気まずかった。
「あー、うんそうだよ
遊びに来たの?」
「はい!友達が
先に入ってるんで!」
そういうと俺は
部屋に千晶を案内して
ドリンクのオーダーを聞いた。
千晶がオーダーしたのは
メロンソーダだった。
俺はメロンソーダを
作りながら、
日和と一緒じゃねーかよ
と呟いた。
千晶にメロンソーダを
渡すと嬉しそうに
ありがとう!といった。
カウンターに戻ると
店長が休憩入っていいよと
行ってくれたので
休憩室に入る。
入ると中には
大学生の大野さんが
先に休憩していた。

