櫻色~笑顔の素敵な君~


あとで佑樹に
千晶のことをしってるか
きいてみた。

「あー!名前は
聞いたことあったなー
そこそこカワイイで
有名だったと思う。」

たしかにブサイクでは
なかった。

でも俺の心臓は鳴らない。

日和にしか
反応しないんだな。

その日、家に帰って
携帯を確認すると
千晶からメールが来ていた。

《千晶です!
改めてよろしくお願いします( ´∀`)
中学の頃から憧れてました!》

俺はそのメールに
適当に返事をした。

俺はその時
あることを思いつく。

余計なこと考えたくないから
暇な時間を作らないために
バイトを始めた。

何件か面接にいき、
俺は街にある
カラオケボックスで
働くことにした。

時給もいいし
店長もいい人そうだったので。

まぁ特に
ほしいものもないし
こづかいも毎月
貰ってたから
貯金をすることに。

しばらく
学校にいったあと
すぐバイトという
生活を続けた。

相変わらず
千晶からはメールがくる。

まぁ暇つぶしには
ちょうどよかったし
俺も寂しさを紛らわしたかった。