櫻色~笑顔の素敵な君~


「お前のイビキ
うるさかったぞw」

そんな話をしていると
男子生徒の会話が
耳に入ってきた。

「あのさー1年3組の
黒崎日和って子ちょー
可愛いんだよ」

「まじで!見に行こうぜ!」

やっぱり誰が
見ても思うんだなと
思っていると佑樹が

「てかさー
おんなじクラスの
お前が保健室
連れて行ってた子
結構可愛かったな」

ってお前もかよ!

「そんなこと
佳奈に聞かれたら
殺されちゃうよ?w」

「櫻は
おもわねーの?」

そう聞かれると

「いや確かに可愛らしいとおもうよ」

そう告げると佑樹が
嬉しそうに

「お前あの子と
付き合っちゃえよw」

こいつはなにを
いきなり言い出すことやら

「はー?なんでだよ」

「だってさ
お前顔赤いよ?」

えっ?そんなはず
でもたしかに
あいつを見てると
ドキドキしたり
もしかして佑樹が言う通り
俺…………。

するとそこへ

「佑樹ーさっくんー!」
と佳奈がやってきた。

「おい!佳奈聞いてくれ
櫻のやつ恋してんだよw」

と言われ
ハッとした俺
鏡を見るとたしかに顔が赤い。