櫻色~笑顔の素敵な君~


そして俺は竹内の
顔をみて

「おい!約束しろ
今後一切日和を悪くいうな
それからお前が主犯って
ことは分かってんだ
ほかの連中にも言え!いいな?」

竹内は泣きながら謝ってきた。

「俺はもう芸能人じゃねーんだ。」

そう言い残して
その場を離れた。


残るは日和だ。

日和に考えて出た
ことを報告しないと…

俺は放課後
日和を中庭に呼んだ。

「日和、
辛い想いさせて
ごめんね?考え出たから
話すよ…。」






「日和、別れよう…。」


俺が出した答えは


別れだった。


この先、日和を
守れるか不安だった。

怖かった。

日和のことを想えば想うほど
辛くなった。

そして俺は気づいたんだ


俺は日和を守れるほど
強い人間では
ないことに。

俺の出した
答えを聞くと
ポロポロと泣き出す日和。