俺は頭がおかしく
なりそうになり
日和の家から
飛び出した。
俺は走った。
家に帰り、
俺はベットに
うずくまり泣きた。
どうして気付いて
やれなかったんだろ?
何か悩みでもあったのだろうか?
その時頭をよぎったのは
そう日和のうわさだった。
日和自身
気付いていたのかも
しれない。
自分が陰で
腕の傷のことを
噂されている事に。
俺は佑樹に
相談するため
電話をかけた。
日和の腕に
新しい傷があったことを
話すと佑樹は
とりあえず落ち着いて
日和に話を聞けと言った。
でも俺は怖かった。
新しい傷を
つけた理由を知るのが。
俺はこの日から
一週間
学校を休んだ。
親には仮病を使った。
佑樹と佳奈からは
何度か連絡があったが
俺は無視した。
もちろん日和からも
連絡はあったが
当然返事をすることが
出来ず、無視をした。
そんな俺が
学校を休んで
一週間たった日の事。

