櫻色~笑顔の素敵な君~


「黒崎やばいぞ!
もうこんな時間だ」

時計をみる日和。

「ほんとだ!
急がないと!もう教室に
先生とかきてるかな?」

「いやきてるだろ!
集合時間5分もすぎてんだから」

するとその時

ピンポンパンポン
校内アナウンス

「連絡します
1年3組の大倉櫻君
1年3組黒崎日和さん
至急教室まで集合してください。」

と校内アナウンスが
流れ急いで教室に戻ると

「櫻!どこ行ってたんだよ?
何回も電話したのに」

と佑樹がいう。
携帯を確認すると
《着信6件 藤堂佑樹》
ほんとだ。

「わるい!佑樹!
黒崎さん保健室に
連れていってた」

そう応えると

「ひゅーっ!さすが櫻!
ナイスガーイw」

「うるせーよw」

そしてもう一人の声が

「大倉っ黒崎っ!
入学初日なのに中
いいな、でも遅刻はダメだぞ
今回は多めに見てやる」

と担任のえーっと?
名前なんだっけ?

横をみると
顔を真っ赤にさせてる
日和がいた。

その顔をみてまた
心臓がドクンとなる。


そしてめんどくさい
入学式も終わり
佑樹と教室に戻る。

「ふわーっ!入学式眠かったー」