喧嘩の理由を
聞かれた俺は
適当にはぐらかした。
日和に本当のことが
いえる訳がなかった。
そして、
話していると
少し眠そうな日和。
「眠そうだね?
俺そろそろ帰ろーか?」
と日和にいうと
「寂しいから
私が眠るまで傍にいて?」
とお願いする日和。
俺は頷き日和が
寝付くまで傍にいた。
そして20分くらい
たった頃日和は
眠っていた。
寝顔を携帯で
写メる俺。
すると俺は見ては
いけないものを目にする。
何気なく見た
日和の腕。
俺は後悔した。
すこし袖が捲れ上がって
腕の傷が見えた。
俺は目を疑った。
なんと日和の
腕には最近
できたと思われる
真新しい
傷があったのだ。
俺は頭が真っ白になった。
なんで?
俺がいながら?

