「おー!やっとみつけた
大倉、ちょっと職員室までこい。」
職員室に入ると
竹澤は
「どーした?大倉が
暴れるなんて珍しいな、
なにがあったんだ?」
と訳をきく竹澤。
俺は暴れた経緯を話した。
「そっかー、
まぁ黒崎の腕の傷の
ことは黒崎の母親から
聞いてて知っていたし
黒崎の腕のことが
噂になってるのは
俺たちは知らなかった
俺たち教師がこのことを
知っていればこんなことには
ならなかったかもな、
俺達も悪かった。」
という竹澤。
まぁ竹澤の配慮もあり
停学は真逃れた俺。
そして迎えた放課後。
俺は日和の家に向かう途中
コンビニで日和の好きな
プリンを買っていった。
日和の家につき
インターホンを鳴らすと
母親が出てきて
案内してくれた。
2階にある日和の部屋に
入ると日和は
漫画を読んでいた。
俺が来たことに気付くと
漫画を読むのをやめて
笑顔で待ってたよ!と言った。
コンビニで買ったプリンを
渡すと嬉しそうに食べる日和。
そんな日和から
「今日、学校で
喧嘩したんだって?佳奈から
聞いたよー?」
しかし喧嘩の理由は
知らされてない
みたいだった。

