櫻色~笑顔の素敵な君~


そんな出来事が
ありながらも
時間がどんどん
過ぎていった。

バンドの練習も
順調、日和のほうも
問題なさそうだった


そうその時は
気付かなかったんだ。


そして迎えた文化祭当日。

俺達はこの日のために
衣装を揃えていた。

黒色の細身のスーツで
全員キメてロックバンドっぽく
髪型も派手にセットして
化粧もした。

化粧をしてくれたのは
もちろん日和。

化粧した俺の顔を見た日和は
わたしなんかよりも
何倍も綺麗とうなだれていた。

日和のほうが
俺なんかよりも
ずっと綺麗だし。

そして文化祭が始まった。

なんと俺達の
バンドは1番最後。
オオトリだった。

先生たちも
俺達のバンドが
1番盛りあがると
おもってプログラムしたらしい。

そして迎えるステージ本番。

舞台袖で円陣を組む俺達。

そして俺達がステージに
現れると凄まじい
歓声が鳴り響いた。

それをみた佑樹が

「さすが、櫻ちゃーん!」と
俺に向かって言う。

ステージのすぐ前まで
駆け寄る生徒達。

みんな携帯を構え
写メの準備をした。