練習初日は
課題曲を決めることにした。
日和は俺達の練習を
佳奈と一緒に見ていた。
「課題曲なんだけど
なににする?」と
佑樹がいう。
「んーてか
ジャンルは?」
とベース担当の菊池がいう。
菊池とは俺自身絡むのは
初めてだった。
「ロックでいいんじゃね?」
と言うのは
ドラム担当の佐々木。
佐々木とは何度か
喋ったことがあった。
「俺もロックなら
自信がある」
と俺はロックに賛成した。
「ボーカルの大倉が
そう言うならロックで
いこうか。」
とベースの菊池がいう。
そして課題曲は
俺の好きなロックバンドの
曲に決まった。
俄然やる気が出てきたぜ。
今日は時間が時間のため
楽器を使った練習は
明日からにして
今日は解散。
帰り道、
日和が
「文化祭で櫻くんが
ステージに立っちゃったら
また人気が出ちゃうね」
と少し落ち込む日和。
そうこの時は
気付かなかったが
これは日和の
シグナルだった。
俺はそんなこと
ねーよ!と軽く日和の
頭を撫でた。

