季節は夏が過ぎ
ようやく秋。
朝晩は少し冷え込む。
制服も夏服から冬服に
衣替えしていた。
相変わらず
俺達は仲良かった。
少し些細な
食い違いが
起こっても喧嘩なんて
もうしたくなかったから
俺が折れたり、日和が折れたりと
俺たちは互いに考え合っていた。
そう思っていた。
冬服の制服も
日和はよく似合う。
紺色のブレザーに
赤のチェックのスカートが
こんなにも似合うのは
日和だけだと
俺は勝手に思っていたり。
ちょうど
俺達は
文化祭に
向けて打ち合わせを
していた。
「文化祭、なんかやりたい
ことあるやついないかー?」
担任の竹澤が
文化祭の出し物の
提案をしていた。
文化祭かー。
「ちなみに
午前中は体育館で
各クラス1つずつ
出し物して午後からは
模擬店をやる。」
模擬店は
すでに日和と
一緒に回る約束を
していた。

