佳奈と佑樹は
「ちょっとー!
どっちでもいいじゃん!ね?」
と俺達をなだめようとする
ふたり。
しかし今の俺達に
そんな言葉は届かず、
「日和がそんな
わかんねーやつだと
思わなかった。」
「櫻くんだって!」
俺は佑樹に
いくぞ!と言って
食堂から出る。
すると佳奈が
「ちょっと!さっくん
なに怒ってんの?」
そんな心配する
佳奈の言葉を無視した。
「おい!櫻
いいのかよ?」
「あ?日和が
悪いんだよ!」
と言うと佑樹は
「いやいや
俺と佳奈の喧嘩の
レベルより低いぜ?」
と佑樹は言った。
その日は
日和と口をきかなかった
家に帰り、
俺は携帯をみた。
《新着メール 1件》
差出人は佳奈だった
《さっくん?レモンか
マヨネーズかなんて
どっちでもいいじゃん!
そんな事で喧嘩する
事じゃないよ?あたしが言うのも
あれだけど(´・ω・`)
日和は少し反省してるみたい
だから仲直りしなさいよ!》
と心配メールだった。
俺は返事を返さず
携帯をしまった。

