「でさー、昨日さぁー...」


     ガラッ


 し....ん....ッ


それまで騒がしかった教室が、一気に静まり返った。



『うわ...相変わらずの暗さだよ...。』

結構。

『呪われてんぢゃねぇの??』

そうかもね。


みんな思い思いの言葉を口に出す。

これは全部、わたしに浴びせられる言葉だ。

でも、痛くもかゆくもないし、
こんなことを言われたからって別に傷ついたりしない。