この広い世界の中で、 人が一人死んだって たいしたことじゃない。 でも、誰かが死ねば そこで泣いてる人は 必ず居るんだ。 癒えない傷に耐えられず、 死を選ぶ人もいる。 でも、そんなことしても、 きっと傷は癒えたりなんかしなくて、ただ、何処かで涙が流れるだけなんだ。 だったら、あたしは死なない。 翔瑠の思い出も抱き締めて、笑って生きていく。 「…早く会いに来て」 だから、泣くのは今日で最後。 翔瑠の思い出に泣くのは、最後にするよ。 END