「そうそう!!月出かけるで!!すぐ用意して門の前で集合なっ!!」 "女物の着物着てな!!" という言葉とともに山崎は慌てて部屋をでた。 『……なんだったんだろう???』 とりあえず言われるがまま女物の着物を選んでいた。 出かけるということは、少しは小綺麗にしたほうがいいということだろう…… 月は鮮やかな青と白のグラデーションが綺麗でいままで着るのがもったいなかった着物に決めた。 月は土方と沖田に会っていらいずーっと屯所の中で暮らしていた。