「なるほど……何度も確認してくどいかもしれませんけど月さんは未来から来られて身寄りがない……生きる為に用心棒なり身体を売るなりして生計を立てて生きていく……でいいですね??」
『はい。その通りですけどなんですか??山南さんがいい就職先を紹介していただきますか???』
「はい。月さんのような方にピッタリの職……此処で働くのはいかがですか???」
「「は??」」
「まてまて山南さん!!誰が許可するんだよ!!!」
土方さんは断固反対らしい……
ワタシは突然でビックリしている。
もちろん生活するには金が必要で、金を稼ぐためなら致し方ないこともあると覚悟していたが、まさか此処で働けなんて言われるなんて思ってもみなかった。
