「トシ!!そちらの方の言い分が正しいよ。刀を収めなさい。」 「ちっ!!」 舌打ちしながら刀を鞘にしまった。 「わたしは新撰組局長の近藤勇だ。……ほらみんなも名乗って。」 「副長の土方歳三」 「土方くんと同じ副長の山南敬介です。」 厳ついイメージだった近藤勇は優しそうで、山南敬介はメガネをかけていかにも頭脳派って感じがする。