そんなこんなで歓迎会の
準備ができたから各自で
体育館に行くことになった。



もちろん3人で行くことに
なって二階から一階に降りる
階段を横に並んで歩いてた。



でもさっきから背後に
誰かいる気がしてた。
その予想が確信に変わったのは
先輩の声を聞いてから








『ちょっとゴメン。』





うちらが横に並んで歩いてる
から邪魔になるのは当然の
こと。


「すいません!」


うちは慌てて避けた。


もちろん顔だってバッチリ
みえた。








…どくん…




胸が高鳴った。