・・・・・うわぉ!

bad taiming・・・!


大樹が現れてしまった。


私はすぐさま悠馬から離れた。


「先輩?」


「悠馬か?」


「先輩?こんなとこで何やってんすか?
 しかもなんで優香のこと知ってるんですか?」


「なんでって
 俺は優香が好きだからだよ」


「先輩が?優香を?」

「あぁ」

「そうだったんですか!?」

「あぁ。優香を好きになったからには
 お前と戦わなきゃな。今から俺とお前はライバルだ。
 優香は俺のもんだ。お前には渡さない」


そう言って大樹は
悠馬を挑発的な目で睨む。


大樹ってこんなに怖かったっけ?

「わかりました。
 俺は優香の事誰よりも好きな自信があります。
 先輩には負けません」


そう言って二人で宣戦布告した。



こっちとしてはなんか・・・・複雑。





これぞ男の戦い!