「亜季音~!どこ行った!」




「どうしたの?優香?」




「ちょっとあんた!
 長谷川大樹にあたしの事教えたでしょ?」




「はっ?だれそれ?」








あの後、あたしは亜季音を質問攻めにした






・・・・・けれど、彼女は何も知らなかった。







亜由美がそんなことしないのは


分かりきってるから・・・。



『いったい誰が私の事教えたんだろう・・・』






私は疑問を抱えながら家に帰った。